令和8年3月19日(木) 水巻歯科診療所にて歯科医師、歯科衛生士、歯科助手、受付事務、総勢16人で、遠賀郡消防本部より訓練用AEDおよび蘇生法教育人体モデルをお借りし、救急救命の実習を行いました。
指導に当たったのは小倉南歯科 歯科医師の河野先生と安藤先生で、歯科医院全体で救急救命の基礎及び実戦形式の訓練を行うことにより、有事の際に医療機関として正しい対処法を従業員全員が行うことができるようになるのが実習の目的です。

実習の流れは6人1組となりそれぞれAED及び蘇生法教育人体モデルを用いて指導医の指導の下実習を行いました。
患者が意識消失した場合を想定し、呼びかけ、安全確認、意識および呼吸の確認、頸動脈を触診し脈の確認を行った後に、AEDの手配と119番救急車への連絡を指さしで依頼します。
その後すぐさま胸骨圧迫を開始します。
この際圧迫を行う手の形は、指を広げた左手を上から右手で握り腕をまっすぐ伸ばして腕と胴体の角度が90度になるようにしてから体重をかけて圧迫を行います。
圧迫を行う場所は救護者の胸部、乳頭を結んだ線の中央部から掌半分ほど腹部側へずらした位置で行います。
圧迫する深さは5センチを目安にして、速度は秒間1回を指標にします。実習中は蘇生法人体モデルに備え付けられている計測機能を用いて、圧迫の深さ、速度、タイミングなどを確認しながら練習を行いました。
さらに一人当たり30回を圧迫の目度として、交代する際もすぐに次の救助者へバトンタッチができるように30回目の圧迫が終了した瞬間に次の救助者が胸骨圧迫を行えるようにスタンバイしておく事を学びました。


次にAED到着後を想定して、AEDの正しい使用法を学びました。
まずはAEDからの自動音声に従って電極パットを心臓が挟むように右側胸部と左側脇下部へ貼り付けます。その後AEDが自動的に心電図を解析して電気的ショックが必要であるかを診断します。ショックが必要であると判断された際はAEDのボタンを押してショックを開始します。この時の注意事項は救助者が声掛けを行ってからボタンを押すことです。電気的ショックを行う際にほかの救助者が救護者の体に触れていた場合、電気的ショックの際に感電してしまう恐れがあります。そのため二次被害を防ぐために、電気的ショックのボタンを押す前にほかの救助者へ救護者の体から十分にはなれることを指示してからボタンを押すことを徹底するように指導されました。
そしてAEDによるショックが終わり次第AEDのアナウンスに従いすぐさま胸骨圧迫を再開します。これを救急車が到着するまで行います。このような細かな注意事項も含めて改めて救急救命の方法を人体模型やAEDを用いて実戦形式で学ぶことができ、とても有意義な実習となりました。


今後、歯科治療の際に要救護者が生じた際は今回の実習を経て学んだことを活かして水巻歯科診療所のスタッフ全員で協力して人命救助に努めていきたいです。
(文責 水巻歯科診療所 歯科医師 池田源一郎)
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